適応疾患
多発性円形脱毛・全頭脱毛症・イボ
ある種の薬を使って人工的に接触性皮フ炎を誘発してその作用を利用して治療するものです。
現在この治療に用いられる薬にはDPCPとSADBEがあります。
治療法
体に薬を認識させてから、徐々に塗布します。
免疫療法で用いる薬は自然界に存在しません。
従って、この治療法で最初に行うことは、その薬を認識されることです。(感作)
その為、上腕部などに1日~2日間この薬を塗布します。
2週間後くらいに体がこの薬を認識できているか、またどの程度の濃度で反応するかを調べます(判定します)。
その後1~2週間に1回患部に塗布します。
副作用
かぶれがでることもあります。
副作用としてかぶれがあります。副作用が起きないように反応をみながら徐々に濃度を上げていきますが、場合によっては非常に強いかぶれを生じることもあります。